2022.8.10　Time 15:00

仙台市民会館には和室が2部屋あるのですが、
畳の中に一枚だけ小さい畳があるのです、怪しい。開けてみましょう。
 
なんと囲炉裏の様な設備が隠されていました！
実はこれ、茶道で使用する「炉」という設備です。
使用時期は立冬から立夏の頃まで、夏は「風炉」を使います。

この「炉」ですが、和室(1)(2)ではタイプが違うんです。
和室(2)は炭を入れて使用する「灰炉」です！（上・写真右）
底の方に灰が見えますが、茶道の方曰く「この灰が重要」。
お客様が鑑賞するポイントなので、手作りするそうですよ。
和室(1)はコンセント付の「電気炉」です！（下・写真左）
こちらは「炭型電熱器」（下・写真右）を入れて使用します。
 
普段目にすることのない和室の設備、いかがでしたでしょうか。
また折を見て、茶道のお道具を紹介したいと思います。
お茶は玉露好きな職員Ｍでした♪