株式会社 東北共立
会館通信 【 定禅寺こもれびさんぽ 】 
市民会館の職員ブログです。季節の出来事、施設やイベントの紹介、
ちょっとディープな舞台裏のお話まで、マイペースに綴っています♪気軽に覗いてみて下さい♪
― 2022 ―
6月
「舞台豆知識」

2022.6.25 Time 14:00

梅雨の中休みに夏の気配を感じる今日この頃、皆さまいかがお過ごしですか?
未だコロナ禍ですが、徐々にイベントが増えてきて、
静かだったホールにも賑わいを感じるようになってきました。
これからコンサートやお芝居をもっと楽しむために、
舞台に関する用語にふれてみませんか♪

舞台で使用される言葉
「上手(かみて)・下手(しもて)」知っていますか?

上手・下手は舞台の場所を表す言葉で、
客席から舞台を見て右側を上手・左側を下手と言います。
舞台から客席を見た場合はその逆で、右側が下手・左側が上手になります。

使用例として、「○○さん、上手から出て下手に捌けましょう」など。
舞台の現場では必ず上手・下手を使用します。
なぜ左・右の言葉を使わないのかと言うと、舞台視点か客席視点かで、
左右が逆になって混乱してしまうからです。

言葉の由来としては、
 「身分の高い役を向かって右に。逆に身分の低い役は左に」置いたから、
「歌舞伎で広まった」など諸説あります。

ちなみに欧米では、舞台から客席を見て
右側が「ステージライト(stage right)」、
左側が「ステージレフト(stage left)」

と決まっているそうです。

いかがでしたか?
また舞台関係の豆知識を掲載予定ですので、
次回もお楽しみに〜♪

       

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