田園ホールピアノシリーズVol.1 中村紘子ピアノ・リサイタル

 
 6月12日(日)に田園ホールピアノシリーズの第一弾として、中村紘子さんのピアノリサイタルを開催しました。
 
 日本人ピアニストの代名詞ともいえる中村紘子さんのリサイタルということで、開演前から会場は期待と興奮に
 
 包まれていました。
 
 情熱的なベートーヴェンの「悲愴」からはじまり、ショパンのワルツ、そしてスケルツォ第2番の華麗な演奏に
 
 会場は中村さんの世界に引き込まれました。 
 
 ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」では、その圧巻の演奏に大きな拍手が沸きあがりました。
 
 鳴りやまないアンコールの拍手に何度も応えていただき、4曲も演奏していただきました。
 
   ≪アンコール曲≫
      ・ ショパン/ノクターンOp.9-3
 
      ・ チャイコフスキー(ラフマニノフ編曲)/子守唄
 
      ・ ラフマニノフ/プレリュードOp.3-2 「鐘」
 
      ・ ブラームス/ハンガリア舞曲第1番
 
 演奏に対してはもちろん、その中村さんの精神に、会場が感動に包まれました。
 
 今回のピアノリサイタルには特別な思いがありました。東日本大震災という大きな震災に見舞われ、
 
 日本全体が悲しみに包まれてしまいました。そんな状況下でのリサイタルの開催は難しいのでは…
 
 しかし、中村さんの素晴らしい演奏と温かなお人柄が、来場されたお客様の心に深い感動を与えていただきました。
 
 リサイタル終了後、多くのお客様から「本当に素晴らしかった!」 「感動した!」とお声をたくさんいただきました。
 

 

 
〜お客様からの声〜
・ 中村さんの力強い演奏を聴いて、元気と勇気をもらいました。震災以来、気持ちが落ち込んでいましたが、
  前向きにがんばろうという思いがわいてきました。またいつか来てもらいたいです。 (30代 女性)
 
・ 近くでこんな素晴らしい演奏を聴くことができ、とても良かったです。
 子ども達にも本物のピアノを聴かせる事ができて良かったです。ありがとうございました。 (40代 女性)
 
・ ピアノがうまくてびっくりしました。中村紘子さんに負けないように、ピアノの練習をがんばります。 (小学生)
 
・ 世界が違うなと思った。私もピアノを習っているので、今日の演奏を参考に今後も頑張りたい。(高校生)
 
・ アンコールに何度も応えてくれる心の広さに感動しました。とても迫力があって聴きに来て良かったと
 思いました。(30代 女性)
 
・ ラフマニノフの「鐘」は、是非聴きたかった曲で、アンコールで弾いてくださったときは感動でした。
 東日本大震災の犠牲者の鎮魂の「鐘」だったと思います。本当にありがとうございました。 (40代 男性)
 
・ 長年の夢が叶いました。全曲(アンコール曲も)全て心に残っています。中村さんの曲をもう一度
 お聴きしたいです。 (60代 女性)
 
 
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