ステージとは違ったロビーでのコンサートを今年も10月30日〜31日に開催しました。

当日は矢巾町の秋祭りも開催されており、たくさんのお客様が足をとめて演奏を聴いていただきました。

今年は田園ホール開館20周年ということで、ロビーには開館時からの公演チラシの展示も行いました。

また、喫茶コーナーや日本照明家協会賞「舞台部門」で奨励賞を受賞した「田園民謡まつり」が映像が楽しめるブース

　やさしい歌声で会場を包み込んだ藤原ジュンさん。

　バラード調のオリジナル曲や名曲「時の流れに身を

　まかせ」をキーボードにのせて演奏。

　秋祭りの真っ最中で賑わいをみせていた外とは反対に

　ロビーは癒しの空間になりました。会場のお客様も

　じっくりと聴き入っていました。　　　

　歌のアンサンブルと、ピアノ連弾を演奏していただいた

　コール・ヴェントの皆さん。動物が登場する童話を集め

　たメドレーやイタリア歌曲などを美しいハーモニーで

聴かせてくれました。ピアノ連弾では「ニュー・シネマ・

パラダイス」などを演奏していただき、最後は「翼をくだ

さい」を会場のお客様と一緒に歌いました。

　ロビーコンサート初登場の「盛岡スプリング・ウィンド

　アンサンブル」の皆さん。

　矢巾と盛岡で活動されている吹奏楽団さんです。

　「嵐」や「いきものがかり」などのヒットナンバーや、

　アンパンマンのマーチなど楽しい演奏に、会場のお客様

　からアンコールもかかりました。

　普段は矢巾と日詰の2か所の教室で、それぞれオカリナ

　の腕を磨いている皆さん。年に一度、この田園ホールの

　ロビーコンサートで親睦を深めているそうです。　

　昔よく歌われた曲や、子ども達に人気のピタゴラスイッチ

　のオープニングテーマなどを演奏。

　オカリナの素朴であたたかい音色が会場に響きました。

　１０月３１日には、チェロとヴァイオリンの体験コーナーも行いました。

　体験された方の中には、映画「おくりびと」でのチェロを演奏するシーンに憧れて

　一度弾いてみたかったというご年配の方もいらっしゃいました。子どもたちも

　弦の音色にびっくりしながらも楽しそうに弾いていました。