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Q&A よくあるご質問
あの華やかなステージの舞台裏を覗こう!
舞台用語の紹介から、普段なかなか見ることのできない舞台裏を探検してみよう!

専門用語(せんもんようご)など、分からない言葉が出てきたら、舞台用語解説を見てみてね!

 第9回 照明のお仕事(その1)
第9回 照明のお仕事(その1) 〜 光の話 〜


 今回からは、照明のお仕事を紹介していきます。

 照明とは、ステージ上にいる役者さんやミュージシャンなどを光で照らすこと。

 そこでまず最初は、照らすために必要な“光”の話からはじめましょう。

 私たちの生活で、光は欠かせないものです。

 私たちは日常、目でものを見て、たくさんの情報を知りながら

 暮らしていますが、光がないと、ものを見ることができません。

 例えば、おなじみの郵便ポストも、太陽の光やライトの光で

  照らされることで、目から脳へ「明るさ」「色」「形」などの情報が

 伝わり、はじめてポストだと判断できるわけです。


 コンサートやお芝居をみると、ステージ上ではさまざまな色の

 光が使われていることに気づくと思います。じつは、あの色は

  すべて、赤、緑、青の3色の光をもとにできているのです。

 光の三原色(さんげんしょく)といわれる赤、緑、青の色をまぜ

  合わせると、人工的に黄色やピンクなどさまざまな色の光を

  つくることができます。


 ただし、光の三原色のまぜ合わせでつくれない色もあります。それは、黒、グレー、茶色です。

  黒は光のあたっていない状態なので、黒く色をつけることはできず、グレーと茶色は、黒をまぜてつくる色

  なのでつくることができません。

 次回は「照明のお仕事(その2)〜照明のはたらき〜」です。お楽しみに!


第8回 音響のお仕事(その3) 〜 リハーサルから本番 〜
リハーサル前の打ち合わせ中
 仕込み終わったらリハーサルです。 本番の公演へ向けて

 全体で練習をします。

 芝居(しばい)をすべて通して練習(通し稽古(けいこ))する場合もあれば、確認

 したいところだけを練習(ダメ出し稽古(けいこ))する場合もあります。

 リハーサルと本番の大きな違い、分かりますか?

 それは、客席にお客さんが入っているかいないかですね。
衣服は音を吸収します
 音は、着ている衣服(いふく)に吸収されるのでたくさんのお客さんが

 入っているのと入っていないのでは、音が変わってきます。

 役者さんが舞台で聞いている音と、お客さんが客席で聞いて

 いる音にも差があり、役者さんが「少し大きいかな?」くらいの

 音量がお客さんには聞きとりやすい音量だったりします。

 これらを想定(そうてい)しながら音作りをし、いよいよ本番です。
インカム(インターコミュニケーション)
 当然ながら本番中は、舞台監督やほかのスタッフは自分たちの

 担当の場所につきます。 それぞれ舞台監督が作った台本を

 元に進行(しんこう)して行きますが、大事な場面では音を流すタイミングや

 照明をつけるタイミングなどを合図することもあります。

 そこで、インカム(インターコミュニケーション)という、電話の

 ようなものを使います。 ヘッドホンにマイクのついた形のもので、

 1人としか話せない電話とは違い、複数(ふくすう)の人たちと話す


 ことが出来ます。 手を使わずに離れた場所にいる人と話が出来るので、舞台では大きな役割(やくわり)を果たしています。

 次回からは、「照明のお仕事」です。



第7回 音響のお仕事(その2) 〜 仕込み 〜
舞台上仕込み
 舞台上では、道具がパンチ(カーペット)や家や木、山や川などの

 セットを立て始めるので、舞台上での仕込みが出来ません。

 なので、先にミキサー卓や再生機器(さいせいきき)(CD・MDプレイヤー)、マイク

 などの仕込みをします。 普通、演劇では役者の声はマイクを

 通さず、生声(なまごえ)芝居(しばい)をしますがピンマイクなどを使用する場合も

 多くなって来ているようです。
機材いろいろ
 マイクを使ってセリフを拾う際、以下のように様々な方法があります。

 左の画像にあるピンマイクのように、胸元(むなもと)に小さなマイクをつけて

 セリフを拾う方法や、床や机などに直接置けるバウンダリーマイクや

 PCCマイクを使う場合もあります。 しかし、バウンダリーマイク

 などは直接床や机に置くため、芝居(しばい)中の足音などの床の振動(しんどう)

 聞こえてしまいます。 このようにマイクにも向き不向(ふむ)きがあり

 ますので、内容に合わせたマイク選びも大事になってきます。
スピーカー設置位置
 そして舞台上にスピーカーを仕込むのですが、仕込む利用として

 は、例えば、おばあさんがももを発見する場面では、川の流れる

 効果音が必要になって来ますね。 このとき、左の図のように

 舞台奥にスピーカーを置くことにより、、役者のセリフを邪魔せず

 に遠くから流れてくる川の音を表現でき、本物と近い演出ができ

 ます。
プロセニアムスピーカー
 他に、プロセニアムアーチ(舞台の額縁)の天井に客席に向けて

 取り付けられたスピーカーのことをプロセニアムスピーカー

 と言うのですが、効果音やBGMは、このスピーカーからも鳴らす

 場合もあります。  ホールによっては、音の響き方やスピーカーの

 特徴で聞こえ方で違ってくるため、お客さんが聞きやすいように

 ミキサー卓を使って、音の調整するのも仕事です。 次回は、

 「音響のお仕事(その3) 〜 リハーサルから本番 〜」 です。

第6回 音響のお仕事(その1) 〜 本番までの準備 〜
音響機材
 音響のお仕事と言っても、テレビ番組などに効果音(こうかおん)やBGMを

 つけたりするものや、楽器の音やボーカル(歌手)の声を

 レベル調整して録音するレコーディングエンジニアなど…。

 コンサートやお芝居の他にもさまざまな種類の音響のお仕事が

 あります。

 今回は、前回のももたろうの演劇公演を例に、音響のお仕事を

 簡単に紹介していきます。
効果音・BGM
 演劇の場合、役者のセリフや動きを合図(あいず)効果音(こうかおん)やBGMを

 流すので、本番を迎える前に何度か役者の稽古(けいこ)(練習)に

 付き合います。 効果音(こうかおん)やBGMの音源を選曲(せんきょく)するのも音響の

 お仕事です。 劇中(げきちゅう)効果音(こうかおん)やBGMなどは、本番のときに

 スムーズに進行(操作(そうさ))できるよう、MD(ミニディスク)などに
トラック積み込み
 使う順番(じゅんばん)通りに編集(へんしゅう)録音(ろくおん)しておくことが多いようです。

 あとは、使用する機材を選び仕込(しこ)み図(設計図)を作成します。

 この仕込(しこ)み図(設計図)は公演する施設(ホール等)にも送ります。

 施設を使用するにあたり、施設ごとに違ったルールや注意点が

 あるので、事前に連絡を入れておきます。 こうした本番前の

 各グループ(音響・照明・映像など…)と細かい打ち合わせなどを


 繰り返しますが、予定通りに仕込(しこ)みが進まなかったり、機材のトラブルで演出が変更になったりする場合も

 あります。 次回は、「音響のお仕事(その2) 〜 仕込み 〜」をご紹介します!


第5回 イベントをつくる


 君が主催者(しゅさいしゃ)になって、イベント開催のイメージをしてみよう!

 イベントの企画をする人のことを主催者(しゅさいしゃ)と言い、主催者(しゅさいしゃ)はイベントを行うにあたり、

 会場の予約や技術スタッフの手配などをします。

脚本・台本
 例えば、「ももたろう」の演劇公演をするとしましょう。

 まず、脚本家が「ももたろう」の話を元にセリフなどを書いた

 脚本を作り、演出家がその脚本を土台に演出のアイディアを

 出し、作品に色を付けて行きます。その脚本をもとに舞台監督は

 舞台進行に欠かせない台本をつくります。台本には、場面状況、

 役者のセリフ、動作などを記したもので、これらをもとに

 打ち合わせを重ねてイベントを進行して行きます。

スタッフグループ
 開催するイベントの内容によりますが、スタッフは左の図のような

 グループに分けられます。

 技術スタッフとして会場内に音を響かせる音響さんや、

 舞台上に明かりを照らす照明さん、舞台上にセットなどを

 設置する道具さんや、特殊効果などでスクリーンに映像を

 映す映像さんなどが居ます。




 上記の説明にはありませんでしたが、他に衣装やメイクなどもあります。

 なおキャスト(役者)は、主催者(しゅさいしゃ)と演出家で相談し、決めることが多いようです。

 さまざまなグループが協力し合ってイベントが成り立っていることが分かりますね!


第4回 舞台の変化

 野外から屋根付きの舞台へ、芝居小屋から階段状の客席(テアトロン)への進化。

香川県琴平町 金丸座

 写真は、香川県琴平町 金丸座


 (全国芝居小屋連絡協議会ポスターより)


 元々舞台は野外にあり、客席などにも屋根はありませんでした。 それから舞台に屋根が付き、やがて客席全体にも


 屋根ができ、芝居小屋と呼ばれる小さな劇場が出来ました。


 芝居小屋は現在もあり、小さな劇団の公演などに使用されており親しまれています。


 そして、今現在多くの劇場で見受けられる、階段状の客席は別名“テアトロン”とも呼ばれており、


  ラテン語で「劇場」と言う意味を持っているそうです。


升席
階段状の客席


 では、上記左右の写真を比べてみましょう。


 左の写真は、中央部分が枡席(ますせき)と言われている客席の種類で、左右2階建ての席が桟敷席(さじきせき)と言われております。

  枡席(ますせき)桟敷席(さじきせき)では、桟敷席(さじきせき)の方がりっぱな席です。
 

  歌舞伎や大相撲などの劇場で現在でも使用されている客席の形状です。


  そして、右の写真は、天童市市民文化会館ホールの客席です。


 会館の客席も、別名“テアトロン”と呼ばれている階段状の客席になっていますね。


第3回 舞台の方向性と照明
舞台の方向性と照明
舞台の方向性と照明


  昔の舞台は、天窓を通して太陽の光を舞台に当てていたそうです。


  そのため、舞台は南向き、客席は北向き、と、舞台の方向性があったそうです。


  前回天照大神(あまてらすおおみかみ)の回にも書きましたが、舞台照明の始まりは、この自然光で舞台を


  照らしたことから始まったと言われております。


  そしてこんな話も…。 「北向きの舞台?」


   そのまた昔、お客さんを南向きに座らせる決まりがあったことと、太陽の傾きで影響が少ないことから、


   北向きに舞台を造ったそうです。


第2回 舞台の種類

 舞台は、大きく分けてステージと客席に分けられます。 客席は、みんながよく知っている椅子に座るタイプと、

 最近では音楽コンサートなどで多いスタンディングの立ち席。 そして、桟敷(さじき)と言って大相撲の観戦などで


 見かける、座布団に座るタイプのものもあります。 そして、以下のように3つのグループに分けられます。

プロセニアムアーチ型
 1.片方が舞台で、もう片方が客席になっているもの。


 これを、 プロセニアムアーチ型と言います。


 舞台が額に入ってる絵のように縁取られており、客席と


 はっきりと分かれています。 身近で言うならば、


 学校の体育館なんかもプロセニアムアーチ型と言えるでしょう。
張り出し舞台型
 2.舞台が客席に突き出て、3方向から客席が囲んでいるもの。


 張り出し舞台型は、 客席に向かって舞台が突き出している


 舞台のことで、花道のある能舞台などを言います。




アリーナ型
 3.舞台が中央にあり、4方向から客席に囲まれているもので、


 これを、アリーナ型と言います。


 K-1やプロレスのリングなどもアリーナ型の舞台と


 言えるでしょう。



第1回 舞台の始まり
舞台の始まり
 昔々、太陽の神様こと天照大神(あまてらすおおみかみ)が、


 やんちゃなおとうとのせいで天岩戸(あまのいわと)


 とじこもり、世の中が真っ暗になってしまいました。


 困った神様たちは、天照大神(あまてらすおおみかみ)


 さそいだすために、 踊り上手なアメノウズメノミコトを

 大きな桶の上で踊らせたことが舞台の始まりと言われております。


 またこの時、月の光を木の葉でかくしたりして踊りの効果を出したことが舞台照明の始まりとも


 言われております。